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サメのリーダーシップ、イルカのリーダーシップ

2016年11月30日

リーダーシップについて、サメとイルカを対比した話を以前聞いたことがあり、とても参考になりました。

サメはボス型で群れの先頭に立ってガンガンと激しく集団を率いていくイメージ。
一方、イルカはリーダーとして群れの真ん中にいて、周りを見てバランスを取りながら、集団を活かしていくイメージです。

私は、このリーダーシップの違いを知ってから、マネジメントに良い変化が出たと感じています。

変化の転機は大きく二つありました。

一つめは、ずいぶん昔の話です。

まだ当社がJINSブランド発足から間もないころに、中村(現・専務取締役)が入社したことです。専務の中村はもともと、私が新卒で入社した信用金庫の先輩でした。しかもエース級の存在でしたから、このような方と一緒に働き始めるということで、私自身、それまでのサメ一辺倒のリーダーシップのスタイルから変化しはじめるきっかけを得ました。

もう一つは、週末のライフワークとなりつつある群馬県の地域活性化活動です。

これはジェイアイエヌ創業の地でもある群馬県に少しでも貢献ができれば、という想いで始めた活動ですが、自治体や経済界だけでなく、超一流クリエイターの人たちも巻き込んで、大きなうねりを起こしつつあります。

この活動を取り纏めるにあたって、単なるサメのリーダーシップでは上手くいきません。

それぞれが一国一城の主であったり、様々な組織に属した人が集まる場であり、一つの企業とは違うからです。ここでの私はファシリテーターのような存在で、イルカ型リーダーシップを発揮して議論に関与しています。

これらの機会を経て、私はサメとイルカのリーダーシップを場面に合わせて「使い分ける」ことの重要性に気づきはじめました。

これは、私のリーダーシップのスタイルが、サメ型からイルカ型に「変化した」のではありません。あくまでも両方を持ち合わせることが必要で、使い分けられることも大切だと考えています。

例えば危機の時。

そんな時はサメのリーダーシップが必須です。
何としてでも集団を守る強い気持ちと行動が必要です。

そして、何かをゼロから始める時。これも誰かの強い意志がなければ上手くいきません。
そういう意味では、サメのリーダーシップから物ごとは始まるのでしょう。

Airframeの時も、JINS PC(現・JINS SCREEN)の時も、JINS MEMEや海外進出の時もそうだったと思います。火を起こすには強力な思いとリーダーシップが必要だからです。

そして、火を起こした後、イルカ型のリーダーシップでみんなの力を引き出していく、これが大切なのではないか。それが出来るリーダーをもっともっと生み出していくことが重要なのではないか、というのが現在の考えです。

※社長メッセージは記事掲載時点における最新の情報や考えを、敢えてそのまま掲載しています。よりタイムリーにメッセージをお伝えすることを重視しているため、メッセージ内で掲載されている内容と、公式に発表されている実際の取り組みに多少の差異が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。