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JINSとブルーオーシャン戦略

2017年5月10日

ブルーオーシャン戦略という考え方があります。

これは、レッドオーシャン(血で血を洗う、激しい競争が繰り広げられている市場)ではなく、ブルーオーシャン(競争相手のいない市場)を生み出すべき、というものです。

提唱されてからすでに10年以上が経過していますが、私はこの考え方から学ぶべきことが大いにあると感じています。

特に共感しているのは、以下の点です。

  1. 競争へのこだわりを捨てた企業は、ライバルに対抗したり相手を打ち負かしたりすることや、あるいは、競争上有利なポジションを手に入れることにほとんど関心を払わない。競争相手を意識するよりも、付加価値増大に努める。

  2. ブルーオーシャン戦略は、組織の理解や共感を引き出すので、社員が義務的にではなく、自発的に実行してくれる。


1)については、以前、

ビジョンとは、数値目標ではなく価値目標というメッセージを発しましたが、これに通じるものがあり、最近ますますこの思いを強くしています。

経営者として、もちろん他社の状況や市場シェアなど、気にかけるべき要素はありますし、必要最低限のチェックはします。それに、小売業である以上、各店舗に関する経営数値は確かに存在します。

但し、そこにとらわれることで、自分たちが大切にしているビジョンや、お客様に対する付加価値増大が二の次になることがあってはいけません。目の前のお客様に集中すること。これは私たちのビジョンや戦略を考える上で、極めて大切なことなのです。店舗のKPIは今後、売上・利益・シェアといった数値以上に、顧客満足度にますます重きを置いていく方針です。

2)についても重要です。

この考え方が、血の通った人の集まりである「組織」においても意味があることを示しています。うわべではない、本当に良いサービスを提供するには、社員が心の底からビジョンや戦略に共感している必要があります。「高いレベルのサービスを提供したい」と個々が思わなければ、本物のサービスはできないからです。

自分たちのビジョンや戦略に共感し、誇りをもち、それをもとにお客様にベストなサービスを提供すること。競争に重きを置くのではなく、あくまでも「お客様を中心に据えたビジョン」に基づいて行動すること。

こういったことが大切だと考えています。

※社長メッセージは記事掲載時点における最新の情報や考えを、敢えてそのまま掲載しています。よりタイムリーにメッセージをお伝えすることを重視しているため、メッセージ内で掲載されている内容と、公式に発表されている実際の取り組みに多少の差異が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。